トコトコラジオに載せている
オリジナル曲の『運命の人〜鼓動〜』。
この曲を作ったのは2013年の夏頃だったと思います。
松田聖子さんが久保田利伸さんに書いてもらった曲『白い月』。
この曲にとてもとても感銘を受けたんです。
もう既に高音が出にくくなっている聖子ちゃんの、
そのときの一番いい声を、曲の一番良いところで出せるような曲を作ってくれている気がして…
もし、私が聖子ちゃんに歌ってもらえるとしたら、どんな曲にするだろう？
「タイトルは・・・運命の人、にしよう！」
とすぐに浮かびました。
よく考えなくても、おかしな発想です。私が聖子ちゃんに曲を作るなんて。
それから、聖子ちゃんにとっての運命の人ってどんな人だろう？
そもそも運命の人って、どんな存在だろう？
そんなことを考え始めました。
苦しい時も、悲しい時も、嬉しい時も、楽しい時も、
何もしていない時も、忙しい時も、
運命の人とはきっと、離ればなれであったとしても
同じ時間を生き、
同じ感覚を分かち合ってる
そんな風に思えたんです。
生まれてからずっとそばにあるもの
生まれてからずっと私に語りかけてくれるもの
死ぬまでずっと一緒に生きてくれているもの
心臓でした。
生きている証、心臓の鼓動はずっと刻み続け
私の中でリズムを奏でてくれている
死にたいくらい辛かろうが
ずっと語りかけてくれている
生きてるよ、と。
もしかしたら、運命の人も
私の鼓動と同じリズムを持って生きているのかもしれない。
まるで、同じドラムのビートに乗って1つの曲を奏でているような・・・。
そんな思いを込めて作った曲です。
聖子ちゃんに歌ってもらいたいという夢から生また曲。
聖子ちゃんのように
私にも運命の人と出逢う日がくる、かな？（笑）
ゑり音
